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亜鉛バレルめっきにおけるCO排出削減の極意 vol.2072021.02.22

亜鉛バレルめっきにおけるCO排出削減の極意

最近の亜鉛バレルめっきは、別層溶解法が定着し、めっき液の亜鉛金属濃度・苛性ソーダ濃度が管理出来るようになりました。
また、整流器の改善(IGBT)・1バレル1電源化、低電流密度採用により めっき効率が向上し、さらに、バレル内の陽極設置、通電方式変更にて、電気使用量の削減を実現。
CO2排出量の削減に寄与しています。

【バレルドラム形状・容積・回転数】
製品の形状・容積・表面積を意識してバレルドラムの形状・容積・回転数を考えています。
製品がバレルドラム内にて「広く・薄く・拡がる」イメージで電圧降下が顕著です。
めっき効率向上が確認されています。

【浴種】
酸性浴は、めっき効率も良く微細部品に向いているとされていますが、果たしてそうでしょうか?
ジンケート浴でも亜鉛金属濃度と電流密度を高めて高速化を図ったり、めっき液温度を高めたりと、めっき条件を変更させる動きがあります。
めっきラインの構成比により亜鉛金属濃度・電流密度・めっき時間を調整する事が可能になっています。

 

弊社めっき装置では
1. 微細ネジを、蓋なし特殊バレルを使用して大量に処理するご提案が出来ます。
2. 省人化を図りながら、1日24時、月30日フルに稼働、生産するラインをご提案出来ます。
3. 工場から排水を出さないラインをご提案出来ます。

 

コロナ禍の中、アメリカ大統領交代により地球環境改善へ大転換が進むのではとの期待が出て来ました。
めっき業界も体質改善を急がなければ!!!

4月上旬には、四方山ばなしvol.205で掲載しました、新しいバレルドラム2種類の展示会を予定しています。
日程が決まり次第お知らせしますので是非ご来社ください。

 

省エネタイプ、エレベーター型亜鉛バレルめっき装置のリーディングカンパニー
三隆製作<お問い合わせ先>
http://www.mitaka-seisaku.co.jp/contact/

株式会社 三隆製作

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