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vol.36 中国視察(2010年4月22日~29日、10月11日~17日)2010.12.01

中国めっき工場視察報告
2010年10月11日~17日 中国に再訪問し、北京、常州のめっき工場を視察した。
前回4月22日~29日の訪問時の内容も含めてまとめる。
(1回目訪問時の詳細は、vol.25~26をご覧ください。)

1回目  2010年4月22日~29日   (崑山・無錫・上海)


<訪問先>
崑山 :韓国ボルトメーカーの中国工場
・亜鉛バレルめっきライン
・ジオメット処理装置
・亜鉛静止めっきライン
・亜鉛-ニッケルめっきライン

無錫 :台湾系めっき専業社 2社
中国系建材用ボルトメーカー

「韓国ボルトメーカーの中国工場」
現代自動車、キアの中国工場へ100%納品している。
今後、現代自動車の北京工場への新たな増産にも対応を迫られている。
特徴は、ジオメットラインの生産方法。
半自動ではあるが、処理量が1回100kg~MAX200kgで、
1コート・1ベークのラインを使用して、1ヶ月に600t~800t生産して
いる。
スケールメリットがあり、日本の半分の単価でメーカーへ納入している。
したがって、ジンケートのシェアが50%まで高まっている。
亜鉛と亜鉛-ニッケルが25%ずつのシェアという構造になっている。

「台湾系めっき専業社」
台湾系の設備メーカー装置を使用しているが、めっきの品質管理の
レベルがまだまだというところ。
ベーキング処理の装置については、200℃の乾燥炉という考えのようで
熱源の使用量が多い。
中国の進出の日本部品メーカーが日本から設備を持っていくのは頷ける。

2回目 2010年10月11日~17日  (北京・常州・上海)


<訪問先>北京  10月11日~13日
●環境分析センター訪問 めっき協会の代表と面会
日中の尖閣諸島問題の中、交流が自粛され行動が思うようにいかなかった。

<訪問先>常州  10月14日
●日本の部品メーカーの中国工場見学
●近郊のめっき団地2ヵ所見学

「日本の部品メーカーの中国工場」
弊社でも使用しているスプロケットのメーカーの工場で、中国で生産した
部品は100%日本へ輸出し、コストダウンに寄与しているとこのこと。
中国国内のメーカーへの直接納入の実績も増加しているが、地元のメーカー
との競争では不利であり利益が出ない。
めっき団地は2ヵ所見学。

「近郊のめっき団地」
1ヵ所目は20社ほどが集まっためっき長屋。ほとんどが手動で日本の
昭和30年代のめっき業者という風景。
2ヵ所目は、工場も大きくエレベーター方式の静止ラインを設置(台湾
メーカー製)、亜鉛めっきを行っていた。
バレル装置もあったが停止していた。

<訪問先>上海  10月15日~17日
●めっき研究所訪問
●フォルクスワーゲンのめっき工場見学

「めっき研究所」
政府の機関で、主にめっき材料を扱っていた。

「フォルクスワーゲンのめっき工場」
エンブレム、コンソールのプラめっきを主体として行っていた。

今回の視察中、内陸部で大きなデモがあったが、滞在中にこのニュースを
知ることは出来なかった。
もちろん中国大使館に日本人がデモを行ったニュースも、帰国後
成田エクスプレス車内テレビのニュースで知ることになった。

株式会社三隆製作
代表取締役 鈴木通正

株式会社 三隆製作

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