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バレルドラムのパラドックス vol.1742018.03.05

バレルドラムのパラドックス

微細なネジ(M2サイズ前後)の表面積は、50dm2/kgと大きくなります。
7kg投入すれば350dm2/バレル、製品容積は7L程度です。

従って、容積20Lくらいの小さいバレルドラムにて処理します。
当然、水抜き穴は1mmくらいと小さくなります。

 

20L容積のバレルドラム内の亜鉛金属は、酸性浴であれば360g/バレル。

350dm2の表面積に5μm以上の膜厚を析出させる為には、
350dm2 × 7μm × 0.0714 = 174.93g以上の亜鉛金属が必要になります。

しかし、バレルドラムの内外ではめっき液の交流がし難い状況です。
製品投入量を減らすか、バレルドラムの容積を大きくする事になります。
弊社の新システムバレルめっき装置では、開放型バレルドラムを使用して、常に亜鉛金属濃度が一定の状況でめっきを実施しています。

投入量 30kg/バレル~50kg/バレルにて生産が出来ます。
生産性の向上とランニングコスト削減を実現出来ます。

ジンケート浴であれば、バレルドラム内に補助陽極を設置して、めっき効率を高めてめっきを行います。

「より少ない電気使用で」
「より少ない薬品使用量で」
「より少ない給水使用量で」
「より少ないガス使用量で」
新たな付加価値を創造します!

省エネタイプ、エレベーター型亜鉛バレルめっき装置のリーディングカンパニー
三隆製作<お問い合わせ先>
http://www.mitaka-seisaku.co.jp/contact/

株式会社 三隆製作

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