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vol.101 開放型・補助陽極付きバレル (ジンケート浴)2013.07.26

開放型・補助陽極付きバレル (ジンケート浴)  ※酸性浴では補助陽極は外します。

弊社製品『開放型・補助陽極付きバレル』について、めっきテストデーターを参考に
解説してみます。

開放型・補助陽極付バレル(バレル内部)

<開放型・補助陽極付バレルの特徴>
1. バレルドラムにフタがありません。
従来のバレルドラムとは違い、製品投入取り出しの際にフタの開閉作業が
必要ありません。
フタがないため、小さい・薄い製品がフタの隙間に挟まる心配がありません。
フタがないため、バレル内外のめっき液の交流が容易でバレル内金属濃度が
常に同じ条件でめっき折出が行われます。

2 陽極(アノード)がバレルドラム内に配置されています。
従来、陽極(アノード)はバレルの外側に配置され、バレルドラム自身が電気
抵抗となっています。
そのため、小さいネジ・微細ネジなどの水抜き穴が小さいバレルの場合は
より電圧が大きくなりコスト高、生産性を阻害する要因でした。
その陽極がバレル内にあります。従って生産性の拡大と節電対策に最大の
効果を発揮します。

<開放型・補助陽極バレルを使用しためっきテストデータ>
例 1) M2の小ネジの場合
M2×6 ダブルワッシャー  表面積 : 50dm2/kg~60dm2/kg
この様な製品は、従来小さなバレルドラム(対角300mm × 長さ560mm)を
使用し、投入量5kg~10kg/バレルでしか処理できませんでした。

開放型・補助陽極付バレルであれば、膜厚指定が3um以上であれば、
電流密度を0.25A/dm2で、32kg/バレル投入をして膜厚を確保することが
できます。
参考データー1をご覧ください。→●こちら(pdf 100KB)

例 2)M8×20 ダブルワッシャーの場合
M8×20 ダブルワッシャー  表面積 : 15dm2/kg程度
電流密度 0.5A/dm2 めっき時間 70分(有効68分)で補助陽極を
使用しなくても平均膜厚が理論値の127%のめっき折出ができます。
参考データー2をご覧ください。→●こちら(pdf 89KB)

例 3)M14×150の長物ボルトの膜厚均一性も実現できます。
生産性についてはバレルサイズを大きく設計すれば可能です。
参考データー3をご覧ください →●こちら(pdf 66KB)

弊社の『開放型・補助陽極付バレル』は、従来 現場において手こずっていた
製品に、効率良くめっきを折出させることができます。
電気代も1/2~1/3になります。

めっき設備のお悩みがあれば、三隆製作にご相談ください!
お待ちしております。

株式会社 三隆製作

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