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vol.67 最近の情勢 海外移転と国内事情2012.03.15

最近の情勢 海外移転と国内事情

弊社ユーザー様においても海外に工場を移転、海外にて生産活動をする
動きが目立ってきています。
昨年あたりまでは、海外移転は一次部品メーカーの動きでしたが、今は
明らかに中小企業のレベルで海外に移転しようとする事像が目立ってきています。
いよいよ空洞化が現実となって来た感があります。

しかし、ここはよく検討する時ではないでしょうか!
海外に出ても国内に残っても困難さは同じです。海外に出ればそれで将来が明るく
なると考えているとすれば大きな間違いです。
現地に出れば現地の企業と競争が待っています。
日本企業だから仕事は確保されるとは決まっていないのです。
地元の企業も日本のメーカーの仕事をするための準備をしています。

アメリカでは地元企業がかなり日本のメーカーの仕事をこなしつつあります。
つまり、国内に留まろうと海外に進出しようと価格競争は待っているのです。
他社との価格競争に勝ち進む為には何をすべきか? どの様な付加価値を
提供することが出来るのか?を考えた上で、これから未来に向かって進むべき
ではないでしようか?

また日本と海外とでは、表面処理規格の違いもあります。
日本国内及び海外生産での日本メーカーの表面処理仕様は同じです。
つまり3価クロメート処理にて耐食性を決めています。

しかし、海外メーカーは3価クロメート被膜だけでは無理として、トップ
コートをする工程を要求しています。
従って日本メーカーにのみ供給を考えている場合は従来の設備でも問題は
無いのですが、他国のメーカー部品にも供給するつもりであれば、海外メー
カーの要求する仕様にも対応した設備も考えておかなければなりません。
欧州とアメリカでもメーカー仕様は異なります。

まだ日本企業は日本メーカーしか目に入っていません。
しかし、これでは海外においても状況は変わりません。
折角海外に出るのであれば、日本と異なり海外メーカーも多くあるので、
市場が広いと考えてみたら如何でしょうか?
そう考えればチャンスは広がります。
ものはかんがえ方次第で良くも悪くもなるものです。
前向きに考えるべきです。

タイランドではラックラインは多く有りますが、バレルラインが少なく
めっき単価が日本の2倍します。
また、中国では最近機械化が進んで来てめっき単価も上昇傾向にあります。
この様に、進出しようとする国の状況をよく調査してから出ていくべきと
思います。

株式会社 三隆製作

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