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亜鉛バレルめっき装置のランニングコスト削減を考察 vol.1652017.08.03

ランニングコスト削減を考察

「より少ない電気使用で」
「より少ない薬品使用量で」
「より少ない給水使用量で」
「より少ないガス使用量で」を基本に、亜鉛バレルめっき装置のランニングコスト削減を考えた場合。

製品・投入量(表面積/バレル)を、「1,200dm2/バレル~1,500dm2/バレル」、「~2,000dm2/バレル」、「それ以上」で設定することから始めます。

次に投入量(容積)に対応したバレルドラムの容積と形状を設計します。
バレルドラム内に、製品が広く薄く分布していれば効率良く膜厚は折出し、電気抵抗も降下します。
膜厚は露出した表面にしか折出しないため、ワークの見かけ上表面積がどの様になっているか?を想像します。

次に電流密度を設定(0.4A/dm2~0.45A/dm2、~0.5A/dm2、~0.6A/dm2)して、めっき時間を確保します。

その後、汲み出し量を削減する為の水抜き穴をどうするか?を考えます。
投入する製品が水抜き穴に引っ掛かっては問題外です。

最初に製品投入量を大きく設定したのも生産上タクトタイムを長く取るため。つまり、汲み出し回数を減らして汲み出し量を削減する目的があります。
あとは水抜き穴の効果と液切り効果を考慮して薬品使用量を削減します。

4つのキャッチフレーズは、それぞれ相互依存しています。
最近の汲み出し量の社内テストでは、水抜き穴が2mm程度でも開放型バレルを使用する事で汲み出し量を削減出来る事が判りました。
つまり、水抜き穴の形状を気にしなくても良いのです。
出来るだけ多品種の製品を処理したいと願うユーザー様には朗報です。

開放型バレルドラムは、ジンケート浴であれば補助陽極を設置して通電時電圧を降下させる特性とめっき効率を上げる効果があります。
つまり、ランニングコスト削減効果が高いという事です。
投入・取り出しも、蓋付バレルドラムと比較しても簡便です。
残品対策をしやすいのも特徴です。

 

まずは、貴方がご使用の亜鉛バレルめっきラインのランニングコストを計算しましょう。
以下のデーターをお送り下さい。

1. タクトタイム
2. めっき時間
3. 稼働時間
4. 1日当たりのバレル処理数
5. 1バレル当たりの投入量(表面積)
6. めっき通電方法(整流器1台or2台により定電圧、または1バレル1電源定電流)
7. 1 バレル当たりの平均通電量(その際の電圧)
8. 月生産量(T)
9. 電気代(円/kwh)

省エネタイプ、エレベーター型亜鉛バレルめっき装置のリーディングカンパニー
三隆製作<お問い合わせ先>
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