vol.289 めっき処理装置 設計・製作一筋、1972年から2025.06.09
めっき処理装置 設計・製作一筋、1972年から
三隆製作は、1972年からめっき処理装置の設計・製作に専念し、時代の変化に応じたものづくりを心がけてきました。
近年、大量生産の時代から環境保護・省人化・地球環境負荷軽減へと産業の潮流が移り変わっています。
「カーボンニュートラル」や「温室効果ガス削減」が声高に叫ばれる中、世界経済も変動を続けています。
特に、アメリカの関税政策による混乱や国内空洞化の懸念など、製造業を取り巻く環境は厳しさを増しています。
こうした状況の中、国内サプライヤーとして重要なポイントは 「生産性より収益力強化」 ではないでしょうか。
めっき工場といえば、従来「大量の水・電気を使用し、大量の排水を出し、めっき臭が漂う」イメージが根強くあります。
しかし、三隆製作は 「地球にやさしいめっき装置」 を目指し、「給水しない・脱炭素・排水しない・臭わない」 をコンセプトに、環境負荷軽減とランニングコストの削減を実現していきます。
三隆製作の環境負荷低減への挑戦
1. 給水使用量削減
従来の4m³/時から 0.2m³/時 への大幅削減を目指します。
「汲み出し量・汲み出し回数」を減らし、各工程水洗水の「汚れ具合」を見える化する給水システムを導入することで、給水使用量を最適化。
2. 工場外無排水
排水量0.2m³/時を一般河川へ放流するのではなく、空気中に拡散させることで、外部への排水をゼロに。
3. 脱炭素の推進
電気使用量と薬品使用量の削減を通じて、CO₂排出量を低減します。
生産規模によりますが、年間 100万kWh~180万kWh の電力削減を実現し、438t~788.4tのCO₂削減 に貢献します。
4. めっき臭い原因を削減
排気ケーシングを囲い式にすることで、刺激臭の原因となる酸性ガス・アルカリミストの工場内の拡散を抑制し、作業環境を快適に保ちます。
また、囲い式にすることで排気量を 1/4に削減します。
三隆製作は、これからも 「ものづくりの価値は環境との共存」 という信念のもと、技術の革新を続けてまいります。
省エネタイプ、エレベーター型亜鉛バレルめっき装置のリーディングカンパニー
三隆製作へご相談ください。
〒434-0046
静岡県浜松市浜名区染地台六丁目5番12号
TEL:053-584-5539(代)
FAX:053-584-5540
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