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膜厚析出に関わる環境整備を意識 vol.2632024.02.02

膜厚析出に関わる環境整備を意識

1.亜鉛金属濃度・苛性ソーダ濃度を一定管理 (別槽溶解方式採用)

特にバレルドラム内外の濃度差を一定にする。
従来のバレルドラムは閉鎖された空間であり、内部は時間の経過と共に濃度が低下傾向になっています。
弊社では、蓋無しバレルドラム・軸部開放型バレルドラムのように、バレルドラムの一部を開放することで液交流を促構造とし、環境改善を図っています。

 

2. 投入製品容積とバレルドラム容積を考慮

電気は表面を流れる性質を持つため、ドラム内で製品が塊にならないようにします。
拡がり・薄く・見かけ上表面積が大きくなるようなイメージを意識しています

 

3. リード線挿入方向を変更し、挿入本数を4本に増設

 

4. バレルドラム内に陽極設置が可能

製品との距離を縮めて電圧降下を図っています。

 

5. 膜厚均一性・膜厚バラツキ収束・めっき効率向上

 

次回vol.264では、【欧米と日本の考え方亜鉛めっき、亜鉛 – ニッケル合金めっき】についてお伝えします。

省エネタイプ、エレベーター型亜鉛バレルめっき装置のリーディングカンパニー
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